ボロボロのカーネーション
昨日は母の日。
私の母は生まれも育ちも北海道。
母の実家は馬を育てたり、
農業を営んでいた。
母の実家はこんな感じの景色。
海も見えるし、山も見える。
３人姉妹の末っ子で、
大変、負けず嫌い。笑
学生の頃はバレーやバドミントン
吹奏楽など色々な事にチャレンジをしていた。
そんな母をリスペクトして
私も小学3年生の頃に
吹奏楽を始めたのである。
母は、高校卒業後、
登別市のガソリンスタンドで就職し
当時、専門学生だった一つ年下の
旭川市出身の私の父と出会い、交際。
父が就職して、三重県に転勤になり
24歳で第一子の私を産み、
友達も家族もいない、土地で
ただ、私だけと向き合い、
育ててくれた。
そんな母は、母歴30年。
沢山のありがとうを行動で示したい。
私と母、同時期に足を机の角にぶつけて
小指の骨折れて笑いあってること。
↑割と頻繁
頭おかしいし、気が強かった私に
ダメな事はダメと真剣に教えてくれたこと。
好奇心が旺盛な私が家電をバラしまくっても
怒らないで私の好奇心を優先にしてくれたこと。
独学だったピアノや機械をいじくりまして
できるようになったら褒めてくれたこと。
口喧嘩は負けたくないらしく、
一緒に喧嘩してくれたこと。
子供の頃の私のちっちゃい手だったら、
手を繋ぐのが大変だからって
人差し指をそっと優しく差し出してくれて握りしめたこと。
学校に行かなくなって
心を閉ざした私を温かく抱きしめてくれたこと。
思春期初めてフラれてしまって
ゆっくり、優しく、励ましてくれたこと。
旭川時代毎日泥酔して動けない私を
お仕事まで送ってくれたこと。
ここにかいたらキリがないくらい。
ありがとうと楽しい事が沢山。
母は、ドジでお茶目で
負けず嫌いで寝るのが大好きで
片付けがちょっと以上に苦手で、、、
でも、それ以上に人思いで、
自分の事よりも、
相手を大事にしちゃう人です😊
私が中学生の時の話。
母の日に、
一輪のカーネーションをプレゼントしよう！
、、、と思い
即、花屋さんへ。
「ルンルン🎶渡すの楽しみ～🎵」
(心の中)
花屋さんで買った
カーネーションを、
気持ちと一緒に
物理的に振り回してしまった私。
そんな事をしたら当たり前に、
そうなるのだが、
花弁から下が、
半分折れ曲がってしまったのです。
↑やば。
でも、
当時のお小遣いで買い直す事は
出来なかったので
やむを得ず、
そのまま半折れのカーネーションを
母にプレゼント。
「ごめw折れちゃったw」って。
翌日、目覚めると、
素敵な花瓶にさされている
ボロボロのカーネーションが窓際に。
数日間も吉岡家の窓辺に、
しぶとくも、逞しく、可愛く
咲き誇っていたのでした。
P.S.
近年恒例の母の日プレゼントは
リンパマッサージです
一条 彩由 AYU ICHIJO
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