復一は金魚に、わたしは名前に。
おはよーございます
HANAREのさつきです🐏⸒⸒
今日は好きな作品の話をします。
岡本かの子さんの『金魚撩乱』
知ってる方いますか…?
好きすぎてアクアリウムに行ってきたときの⬇️
ヨシカズさんが漫画化した
『大正殉愛 金魚撩乱』も大好きで、
原作を読んで漫画も読みました。
タイトルからもう好き…՞߹ - ߹՞
金魚が「絢爛」じゃなくて
「撩乱」なのも好き。
綺麗で、艶っぽくて、
それなのに少し気味が悪い。
読んでいるあいだ、
赤い金魚がずっと頭の中を泳いでいるような、
あの感じが好きです。
お話は、
金魚屋の息子・復一が
幼なじみの真佐子に惹かれながら、
彼女を思わせるような
この世にまだ存在しない美しい金魚を
つくろうとするお話。
恋愛のお話ではあるけど、
わたしはこれを読むたびに
「好き」と「執着」と「美しい」が
ぐちゃぐちゃに混ざっていく話
だなと思います。
忘れたいのに、忘れられない。
手に入らないから
別のものに面影を探して、
どうにか形にしようとする。
でも形にすればするほど、
そこから離れられなくなる。
忘れるために始めたはずのことが、
いちばん丁寧に
覚えている行為になっていく。
そこが、たまらなく好きです՞߹ - ߹՞
人って何かに心を持っていかれると、
それまで何でもなかったものにまで
意味を見つけるようになるのかもしれない。
色とか。
音楽とか。
言葉とか。
名前とか。
本人がそこにいなくても、
全然違うものの中に面影だけが残っていく。
復一は、
それを金魚にしました。
美しくて、少し怖くて、
その怖さまで含めて
わたしは『金魚撩乱』が大好きです。
…………。
ここまで書いていて
ひとつ気づきました。
復一は金魚をつくりました。
わたしは最近、
ハムスターを飼い始めました。
名前は梅吉。
かわいいね~՞߹ - ߹՞
名前の由来はちゃんとあります。
名前にまで出ることがあるらしい。
ということにしておきます。
ちなみに梅吉は今、
せっせと床材を運んで
自分のおうちを作っています。
右に運んでは、
左に戻しています。
何を目指しているのかは
わたしにも梅吉にもわかりません。
そして先ほど、
自分で作った巣を
自分で壊しました。
愛とか執着とか
言ってる場合じゃない。
家がない…
さっきまであんなに
文学の話をしていたのに。
文学、終了です…՞߹ - ߹՞
今日も1日がんばりましょー!!
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