指名が一つもなかった時。
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いつも思い返す事があるんよ。
20歳の時、
地元の北海道旭川市でこの仕事を
始めたんだけど
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入店説明をしてくれた先輩が
「いずれ、あゆちゃんにもお客様がついてくださると思うんだけど」
的な事を言っていて
入ったばかりの私は何も知らず
ただ、時給目的だったし
え!?指名をしていただく!?!?
そんなありがたいことが
起こるの!?!?!?
って思っていた過去を
忘れないようにしてるんだよね
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感謝の気持ちを忘れずに
当たり前だと思いたくないから。
指名が一つもなかった頃は
指名でお客様がきてくれるって
奇跡なんじゃないか?!くらい
雲の上の話だったんだよね。笑
だから、とりあえず
めっちゃ喋ってめっちゃヘルプや
フリーのお席で飲む!
そしてまためっちゃ喋る!
みたいな毎日だったんだけどさ。
8年前くらいのある日、
その地元の最初の店での
長(おさ)に笑
今もらってるお給料は
果たして自分の本当の頑張りなの?
もっと出来る事はあるんじゃないの?
的なことをズバッと言われて
まじ、考えさせられた
ターニングポイントでした
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そっからは深く考えて
仕事する様になって
この仕事が好きになった感じかな
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とりあえず、お客様を
最高にもてなしたい!!!!
って気持ちはそこからずっとあっての
今なんだけど
最高にもてなしたい気持ちが
空回りしすぎて
めっちゃ、かしこまりすぎた
接客しすぎて
「つまんねー」
って怒られたり。
かしこまりすぎたら、いけないから
めっちゃ飲もう!
ってお酒の力に頼っていたら
「酔いすぎ!」
って怒られたり(笑)
何が正解かわからず、
とりあえず毎日出勤して
考えて、働いてたけど
毎日落ち込んで寝れなかった(笑)
そんな、怒涛の中
昔も、今も、
指名をしてくれている方って
私にとって
めっちゃめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ
ありがたいのです。
アデュー。
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一条 彩由 AYU ICHIJO
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