一条 彩由の日記(ブログ)BARCELONA Lounge 凛 札幌市すすきの ニュークラブ

BARCELONA Lounge 凛 / 札幌市すすきの ニュークラブ
一条 彩由 (彩由)

一条 彩由の日記

12月の葛藤。





ホステスは12月って毎年、凄まじく忙しいんですよね。





私は、20歳から毎年、休まなく働いていました。




先日、お客様のT様と、私を担当してくれてるスタッフさんの
牛木マネージャー(以下、うっしー)に言ったんですよ。



「あー私、毎年12月ほんとカリカリしてた!!!笑」



ってね( ^ω^ )




これは、ホステスあるあるなのだが
12月は忘年会シーズンで沢山の方が飲みに出る月。
1年の成績表みたいなもので、頑張ってきた事が綺麗に結果にでる月。



でも、頑張ってきたのは
当たり前に私だけではないので

お店が混んでいて折角いらしてくれた
お客様を女の子が足りなくて待たせてしまったり、そもそも席がなかったりで
もう、大賑わい。



今目の前にいるお客様に全力を尽くしたい。

けど、待ってくれてるお客様が初めていらっしゃった方でもう来てくれなかったら寂しいなあ嫌だなあ~

他の女の子もそう思ってるよねー?他の女の子のお客様も大事にしなきゃ!!

ってか、カリカリしてるところ、お客様にもお店の人にもバレないようにしなきゃ!



とか


ずうううううううーっと頭ん中で葛藤してるんですよね。




去年の凛は
七組様がお店の外で待ってくださった、すごい現象が起こってたんですよ。
七名様じゃなくて、七組様。

その中に私を指名してくれているA様がいて
いつ入れるかわからないのに待ってもらうのは申し訳なくて、

「入れたら奇跡だから、本当は一緒に楽しみたいけど寒いし無理はしないで暖かいところにいってね」と申したのですが、

A様は席が空くまでお店の外で待ってくれて

スーパーリストマンの、うっしーが最高の付け回し、店内指示をスタッフさんに出しをしてくれて、綺麗に動けたんですよね。お店が。

そしてA様が最後ありがとうって言ってお帰りになられたんですよね。


当時を思い出すと、
今でも”全私が泣く”の勢いで感動です。
(全米が泣くのパクリ)





冒頭のT様と、うっしーの会話に戻り


「12月は毎年カリカリしていた!」


っていうのは、
お客様が沢山いらしてくれたからこその葛藤であったので
今思えば感謝でしかない。


「今年はコロナ禍でそれが味わえないのが寂しい」と激しく思った。


来年リベンジしたい。年末のあの緊張感は楽しくてクセになりますよ🥺



それでT様がぽつりと一言、、、
「僕はあゆさんより、うっしーさんにメロメロだから、その嫉妬🔥で今年もカリカリだね!」


、、、、と。



オチよ!!!!!!!笑



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