ちゃんと書く68(広島市現代美術館)
先日広島へ遊びに行ってきました。
初日は広島市現代美術館へ。
黒川紀章設計。
全国で初めて
現代美術に本格的に取り組む
公立美術館として
1989年にスタートしました。
2年の改修工事を経て
今年3月にリニューアルオープンしています。
リニューアル前の備品?かな?
これも展示されてて面白かったな。
こちらは新しく出来たピクトグラム。
これは若干物議を醸し出してたから
なんとなく知ってたけど…
まぁだいたい現代アートは
初めて出会ったときには大体
「何言ってるか分からない」からね。
※考えに反対している訳ではありません。
このピクトグラムの説明文曰く、
分かりにくさを受け入れることが
窮屈さから自由になっていくための方法
かもしれない
だ、そうです。
はい。
やっぱり、
現代アートってやっぱり
誰かと議論したくなりますね。
てか改修前に来たかった…
そして改修後にまた来て
何が変化したかを観たかった。
どこがどういう風に劣化して
どういう風に生まれ変わったのかを
知りたかった…
まぁ、沢山写真撮りましたけどね🤭
窓の写真をたくさん撮ったな。
窓が好き。
上を見上げて気づいた窓。
窓が好き。
可愛い窓。
楽しい窓。
窓が好き。
明確に視覚を誘導してくる窓。
光庭での展示。天窓。緑の窓。
自然の中にある建築の中いることを
気付かせてくれる窓。
窓が好き。
閉館直前で殆ど来館者が居なくて
個人的にはラッキーだったな。
その時の特別展は
アルフレドジャーっていう
チリ出身のアーティストの展示でした。
重たいテーマばかりだったかもしれないね。
時間をもっと準備して
行けばよかったと思った。
「生ましめんかな」
「ヒロシマ、ヒロシマ」は
一生忘れない展示かもしれない。
数はそんなに多くないけれど
一つ一つのインスタレーションが
しっかりとした経験になった。
戦争や貧困、飢餓、殺人、原爆、
政治、ジャーナリズム、生と死、
について静かに考えた時間でした。
《広島、長崎、福島》
止まった長針と短針は
原爆投下の時刻と東日本大震災発生の時刻。
そして動き続ける秒針。
《我らの狂気を生き延びる道を教えよ》
広島に来る時はいつも
友人夫婦の家に泊まっているけど
いつも美術館は勝手に一人で行きます。
広島という、
被爆地として世界からの関心を
向けられる土地で生まれて
平和教育を常日頃受けながら
育った人の気持ちを聞いてみたいけど
もしかしたら彼らにとってそんな話は
子供の頃から聞き続けて
ウンザリしてるかもしれないし
安易に会話に出せないと思ってしまう。
ただこうしてまた自分と広島の人を
切り離していることにも気付いた。
同じ日本国民なのにね。
私も
長崎へ投下された原爆が本当は
当初投下される予定だった小倉で生まれて
平和教育を受けてきましたが
次の世代に伝えていけるのかな。
自分の姪達に話せるかな。
最後まで見ていただいて
ありがとうございました
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