衝撃の児童文学
昨日の図書。
海外文学が好きなので
なんとなく手にとってみた、
かの有名な「ドリトル先生」
🐕🐖🦜🐒🐊🐎🦁🐬💕
登場する色んな動物達が本当に可愛いらしくて、ドリトル先生とのドタバタ珍道中はとっても楽しい気持ちにさせてくれるんだけれど‥
この「新訳版」は、凄い!
なにが凄いって、作者ヒューロフティングが生きていた時代の白人至上主義、黒人差別の表現があからさますぎて、凄い。
「黒人の王子が白人の白い肌に憧れる」っていうシーンではそれが顕著に現れてて、何度も目を疑いましたぁ😂😢💦
当時の人種に対する考え方がいかに問題であったか分かる内容で、物語のそれまでの「動物達と仲良くしよう」という優しいメッセージが霞んでしまうくらいに酷かった‥
そして読むべき所は訳者河合祥一郎さんの後書きにありました🥺🥺✨
「ロフティングも時代の子であったのであり、どんな人もその時代の考え方につかまってしまうものだということを、むしろ子どもたちに教えてあげるべきではないだろうか。
動物をこんなに愛して、助け合うことの大切さを信じていたロフティングでさえ、『時代の考え方』からは逃れられなかったのだ、と。」
この文章は思わず写真に撮りました🥺🥺
私達は時代の考えに、いとも簡単に流され賛同してしまいます。今生きている時代の当たり前の考え方が、実は恐ろしく間違っていることもあるかもしれないですよね😂
そうやって振り返る習慣をつくるのも、人生を真っ直ぐ生きれるようになるための心がけかもしれません!
差別的な発言は
ときにその場の笑いを生むことも
しばしばですが。
傷つく人が必ずいることに
気付かないといけないね。
私は恥ずかしいけれどこれまで
全く出来て気付けてなかったなぁ😂😢
「楽しければそれで良し」も
こわいことなのかもしれません🙌
人生楽しく、皆で楽しく👏
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