ロシア、国内が空前の好景気だそうです。
原因はいくつか考えられます。
まず、輸入が減った事。輸出も減りましたがそれ以上に輸入が減った為、貿易黒字が拡大しました。
欧州はガスはもちろん、石油も中国、インドと言ったクッションを置いて買い続けています。
これを止めない限り、経済制裁の意味は実質ありません。
戦時経済も大きな要因です。
国が巨額の財政出動を続けて、軍事物質の尽きるの事のない需要が景気を押し上げています。
それに人工が急速に減っており、富の集約化が発生しています。人々の賃金が上昇し、それが需要を高めています。
また、中国との経済提携がうまく行っています。
目新しいものして中国との共同事業であるモスクワ～カザン間高速道路が開通し、物流が加速しています。
それと、不動産バブルが起こっています。景気刺激策である低金利住宅ローンよって、
住宅需要が急増し建設ラッシュが起こっています。
ロシアの2023年のGDP成長は3.6%、数字の信頼性上この半分ぐらいとしても、
欧州各国が概ね1％未満である事を考えれば、かなり高成長と言えます。
総合的に見て戦争バブルと言える状態がおこっています。
当然、いずれはそのツケを払う事になるでしょうが、
経済的にロシアが潰れるのは、まだ、かなり先になりそうです。
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