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2017/07/07 16:50
七夕ですよ。

今夜、雨で星空を見ることはできませんが、せめて「七夕」について蘊蓄を傾けてみようと思います。
今日、7月7日は「七夕」です。

牽牛と織女が年に一度の逢瀬を果たす日です。

その星空に願いごとをすれば必ず叶う、という言い伝えはあまりにも有名です。

鷲座の主星アルタイルと琴座の主星ベガが、この時期に最も接近して見えることから、周代(紀元前1100年頃)の中国で伝説のもとが作られ、秦代(紀元前220年頃)以後、現在知られる物語が広まった、と考えられています。
しかし、「七夕」と書いてなぜ「たなばた」と読むのでしょうか?

実は、この伝説とは別に、古代日本には7月7日に祭りを行う風習がありました。

「しちせき」という祭りで、「七夕」と書きました。

これは、季節の節目に当たって神様にお供え物をする行事で、縁起の良い奇数が重なっている日に実施されたのです。

他に、3月3日、5月5日、9月9日にも行われ、それぞれ上巳、端午、重陽と呼ばれました。
これらもまた、中国から入って来た祭りです。

時代が下るにつれ、日本では、3月3日の祭りはひな祭りに、5月5日の祭りは子どもの日に変化していきました。

そして、七夕の祭りの前に、ある儀礼が行われました。

海岸で、棚が取り付けられた機織り機を使って布を織りながら乙女が神様をお迎えし、そのまま神様に仕えて一夜を過ごす、というものです。

翌朝、この機屋は神様をお祭りする場所となり、祭りはここを中心にして展開していくのです。

この棚付きの機織り機のことを「棚機」、それを使って布を織る乙女を「棚機津女」と言いました。

つまり、七夕の祭りを、いつしか、その前夜祭で使用される機織り機やそれを操る女性の呼び名で呼ぶようになったのです。
ですから、「七夕」と書いて「たなばた」と読むのは、まったくの当て字なのです。

ずいぶんと乱暴な話です。

従って、牽牛織女の伝説は、もともと七夕の祭りとは関係がなかったのです。

おそらく、後に両者が合体したのでしょう。

「棚機津女」と「織女」は設定が酷似していますので、そう思われます。
でも、しかつめらしいことは抜きにして、短冊に願いを書いて笹の葉に結び付けましょうか。

あまり良いことがない世の中です。

夢を持って七夕の夜を過ごしたいものです。

本日も心より御来店お待ちしております。
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