寿 りおの日記（ブログ）IKEBUKURO SEASIDE(池袋 シーサイド) 豊島区池袋東口 キャバクラ

この度台風19号の被害に遭われた
長野県に行ってきました。

これが現実です。

目にした時は言葉を失いました。

微力ながらお手伝いをと思い何軒かのお宅で片付け等をお手伝いさせて頂きました。
この写真に写られてる真ん中のお父さんは昨年奥様が亡くなり、お一人でお住まいの方でした。

外に弟さんのお嫁さん（義理の妹さん）がいらしたので何かお手伝い出来る事はありませんか？
と聞くと、もう何からやっていいのか分からないと途方に暮れていました。

せめて大きな家具等を外に出すお手伝いをと思い中に入らせて頂くと、それは悲惨な状態でした。
その中で素手で黙々とお片づけをされてるお父さん。

もう、、本当になんと言ったらいいのか。

一階がほぼ浸水したため、床の木は腐っていて間違って歩くと抜け落ちてしまいます。

皆さんは畳が水を吸うとどれだけ重いか知っていますか？
私1人の力ではどうする事も出来ませんでした。

自分の無力さが本当に情けなくなりました。

作業をお手伝いしながらお父さんに昨日はどこの避難所に行ったの？と聞くと、二階で寝てたと言うんです。

前日の夜の気温は10度以下でした。
電気もガスも止まっています。

その中で1人で寝ているんです。

昼間は冷たい水に浸かった家をひたすら片付け、夜は暖房も無い寒い中で寝泊まり。

何故避難所に行かないの？と聞くと、やっぱり自分の家が一番いいとの事。

それでも私は迷わず今日からは避難所に行ってせめて暖かくして寝てほしいとお願いしてきました。
また必ずお手伝いに来るから、約束するからお願いだからお父さんも約束して欲しいと。

それを聞いていた義理の妹さんは私が言っても聞かないけど、お姉さんの言葉なら聞いてくれるかもね！と笑いながらお話しされてました。

色々な情報が飛び交う中で私がこの目で見たもの、体で体験した事を少しでもお伝え出来たらと思いここに書かせて頂きました。

長野はこれからとても寒い季節になります。
復興にはかなりの時間がかかると思います。

私も出来る限り復興を共に応援していきたいと思います。
#台風19号 #被災地 #長野県豊野 #復興 #寒さ #現実 #また必ず行くからね #偽善でも慈善でもどっちでもいい #そんなこと言ってる場合じゃない #行動 #想い #約束